Once Bitten,Never Shy~言わずに死ねるか!~
日々の出来事言いたい放題。毒適量。
観ないで死ねるか!~2007年劇場鑑賞作品一覧9月編~
061 パーフェクト・ストレンジャー ☆☆☆ 9/30@TOHOシネマズ府中
 あまり"ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない"みたいなキャッチコピーを前面に押し出しちゃうと、初めから怪しげな人間を容疑者リストから除外しちゃうから、残ったあの人が犯人ちゃう?という予想がそのまんま当たり。ま、色々と思わせぶりな伏線を張ったり動機も分からなくはないので工夫の後は見られるから悪くはないが、それでも粗い脚本にやや難ありかな~。

060 プラネット・テラー in グラインドハウス ☆☆☆☆☆ 9/23@TOHOシネマズ府中

059 厨房で逢いましょう ☆☆☆★ 9/18@Bunkamura ル・シネマ

058 HOSTEL2 ☆☆☆☆ 9/17@K's cinema

057 SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ ☆☆☆★ 9/15@TOHOシネマズ府中

056 オフサイド・ガールズ ☆☆☆ 9/13@シャンテシネ

055 デス・プルーフ in グラインドハウス ☆☆☆☆☆ 9/1@TOHOシネマズ府中
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2007/09/29 想い出の地で(cero@渋谷7th FLOOR)
 今回が3度目となるceroのライヴを渋谷の7th FLOOR(O-WESTビルの7階)で観てきた。

 この7th FLOORといへば、2004/12/23にアンジェラ・アキが体調不良に付き点滴を打ちながらパフォーマンスを行った、"点滴ライヴ"のハコという、我々にとっては想い出のハコである(そのときのレビューはこちら)。

 あれから3年、当時は50人にも満たない観客の前でパフォーマンスをしていた彼女が、いまや押しも押されぬ人気ミュージシャンの仲間入り。人間の人生なんてホント分からないものだね~と、友人たちと感慨に耽ってみたりして。

 それはともかく、今夜のceroのパフォーマンスは、今までで一番まとまっていたのではなかろうか。9/25の新宿LOFTの後の友人の喝!が効いたのか(笑)、MCのグダグダぶりも無くなってきていたし、セットの流れも結構カッチリしていた。一先ずこれが最低限の水準ということで、今後もこれに上積みしていってもらいたい。

 ライヴ後の飲みの席で友人が言っていたが、音楽を"マスターベーション"と"SEX"にたとえ、"マスターベーション"で終わるか"SEX"になるか、意識の持ちようなんだというのはそのとおりだと思う。そういう観点からすると、アンジェラの音楽は間違いなく"SEX"だね。
2007/09/24 Angela Aki/「TODAY」
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 "Surrender"の最後の一音の瞬間、安堵の溜息と共にジョー・リン・ターナーばりに「I Surrender!」と心の中で叫びたくなった、というのは半分冗談で半分ホントだが、アンジェラ・アキ、待望の2ndアルバム「TODAY」が9/19にめでたくリリースされた。
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ライヴ三昧(2007/09/16~09/18)
 先週は日月火と、ライヴ三連チャン。しかもすべてオール・スタンディングだったので、完全に燃え尽き、blogの更新どころではありませんでした(汗)。ようやく落ち着いてきたものの、盛り上がりすぎて記憶がかなり飛んでいるため、簡単にメモっときます。
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プラネット・テラー in グラインドハウス
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お楽しみ度 ☆☆☆☆☆

 タランティーノ&ロドリゲスによる「グラインドハウス」日本公開第二弾は、ロバート・ロドリゲス監督による"近未来スプラッタ・ホラー・ムービー"。

 この作品についても、US公開版「グラインドハウス」のレビューで大まかな内容については触れているので、「デス・プルーフ in グラインドハウス」同様、尺が長くなった点や今回あらためて気付いた点などの細かい点について書いておく。

 今回公開された完全版では、全体の長さが15分ほど長くなっているのだが、「デス・プルーフ」のように丸々カットされたシーンを挿入するのではなく、細々としたシーンを元に戻しているといった趣(スイマセン、全部は覚えてません(汗))。それ故US公開バージョンは、ストーリーの展開には大きな影響を及ぼさない程度の短縮であったということが確認できた。

 すなはち、エル・レイの正体部分については、リール喪失はそのままってことで、結局分からずじまいぢゃん(笑)。タランティーノは時間短縮のための"ネタ"としてのリール喪失だったけど、ロドリゲスの場合は、まさに"ネタ"そのものってことかよ(爆)。

 その他、タミーが乗っていた車のカーステから"ジャングル・ジュリアの想い出に捧げる"な~んていうMCが流れてきたりして、あらためて「デス・プルーフ」とのリンクを確認できたり(ってことは、時系列的にはこちらの方が後ってことか)、思わずニヤリとするシーンも。

 そして、当初US公開バージョンを観たときにも「もしや!?」と思っていたのだけど、保安官事務所でゾンビたちに身体を喰いちぎられる警察官カルロスって、やっぱりロドリゲス監督の衝撃のデビュー作「エル・マリアッチ」でマリアッチを演じていたカルロス・ガラルドーだったのね。それを確認できただけでも観た甲斐があったというもの(笑)。

 それにしても、やっぱりチェリーを演じたローズ・マッゴーワンのキュートでセクシーでタフでクールな姿は、今年のベスト・アクトレスに相当するカッコよさ。ラストの戦闘シーンは、何度観てもシビれる。でも、まさかマリリン・マンソンの元婚約者だったとはね~。

 というわけで、監督自ら手掛けたラテン・フレイバー満載の音楽も含め、大満足の作品でございました。ところで、エンド・ロール終了後に画面一杯に映し出される"彼"は、家族を大切にする監督らしいといえばそうなのだけど、やっぱり親バカの象徴?(笑)

2007/09/23@TOHOシネマズ府中
cero@渋谷Apple Store(2007/09/15)
 昨日は渋谷のApple Storeで、私の友人とムーンライダーズの鈴木慶一氏が手掛けるceroのインストア・ライヴを観てきた。
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2007/09/11 今回は"三頭政治"ではなく"四天王"です
 私は今、モーレツ(死語)に嬉しい!何故かというと、来月から始まるアンジェラ・アキのツアーに、ドラムの村石さんだけではなく、ベースの沖山さん、そしてギターの西川さんも参加することが正式に決定したからだ(沖山さんについてはこちら、西川さんについてはこちらを参照のことのこと)。

 この3人は、「TODAY」レコーディングのコア・メンバー。すなわち、セッションを重ねて、お互いに気心が知れている間柄なのだ。昨年秋のツアーに参加したBABY JOEのおふたりも大健闘していたけど、やはり、セッションを重ね、ひとつの作品を一緒に作り上げた関係であるということが、ライヴにおいては間違いなく大きなヴァイブ、"マジック"を生み出すものであり、そうした意味からも、彼らが参加するというのはまさに"鬼に金棒"(どっちが"鬼"で、どっちが"金棒"かというツッコミはなしね(笑))。

 特に「TODAY」は今まで以上にギターがフィーチャーされているアルバムと言われているだけに、西川さんが参加しないことには始まらないと思っていたので、彼の参加は嬉しいことこの上ない。最近ではNHKの番組収録ではあったものの、私が定義する"バンド"によるライヴという空間で、ステージ上にギターがいるパフォーマンスは、インディーズ時代の2003年以来のこと。

 また、昨年のツアーのレビューで、"バンド"ではなく"バンド・スタイル"だったことに多少の失望を覚えた趣旨の記事を書いたのだが、今回のツアーは、間違いなく"バンド"、真の意味でのAngela Aki Bandのパフォーマンスが観られるということだ。なんか今から興奮してきたぞ(鼻息荒く(爆))。

 それにしても西川さん、彼のソロ・ツアー・スケジュールをチェックしたら、仙台、札幌、福岡、鹿児島は、アンジェラのライヴの前日又は翌日に公演をブッキングしている。何という働き者だ(笑)。

 なお、せっかく沖山さんが参加することだし、アンコールの"懐メロコーナー"は、是非とも"ジェニーはご機嫌斜め"を。って、このネタは絶対に30代後半以上(下手すると40代以上)じゃないと分かんないやね(爆)。沖山さんは、元ジューシーフルーツなのです。って、これまた年寄りぢゃないと分からんって(汗爆)。
Angela Aki New Album会員限定先行試聴会@ラフォーレミュージアム六本木(2007/09/08)
 アンジェラ・アキ、初のFCイベントとなる2ndアルバム「TODAY」の先行試聴会に行って来た。今回のイベントは1日3回に分けて行われ、私が参加したのはそのうちの2回目。
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Angela Aki@Keyboard Magazine 2007年10月号
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 アンジェラ・アキ、待望の2ndアルバム「TODAY」の発売に向けて、いよいよ各種メディアへの露出が多くなってきた今日この頃。その中でも、キーボード・マガジン10月号におけるインタビュー記事は、非常に興味深いものがあった。
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デス・プルーフ in グラインドハウス
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お楽しみ度 ☆☆☆☆☆

 というわけで、US公開バージョンに引き続き、単独公開となった「デス・プルーフ」。映画の日ってことで、劇場もさぞかし大盛況かと思ったら、かな~りガラガラ(泣)。大勢のお客さんと一緒にラストで拍手したかったんだけどね~(笑)。やっぱ、府中あたりじゃタランティーノ観ようっていう物好きはあんまいないのかしら?(苦笑)

 ところで、US公開バージョンは「プラネット・テラー」→「デス・プルーフ」という上映順で、エンディングの爽快感を考えると、それが上手いことハマっていたと思うのだけど、この単独公開バージョンでは何故「デス・プルーフ」が先の公開となったのだろう?日本ではロドリゲスよりもタランティーノのほうが知名度が上だから、まずはこっちを先に公開することで勢いを付けようってことなのかしら?よく分からんけど。

 それはさておき、大まかな内容については既にUS公開版「グラインドハウス」のレビューで触れているので、それとの尺が長くなった分の違いについて書いておきたいと思う。

 大まかに言って、追加されたシーンは2箇所。

 ひとつはバタフライことアーリーンによるラップ・ダンスのシーン。劇場購入のパンフレットによると、US公開バージョンの予告編では流れていたのにカットされて、一番美味しいシーンをなくすというギャグだったらしいけど、わざわざそこまでやるって、手が込んでいる(笑)。ちょっぴりエロイこのシーンを観られなかったアメリカのお客さんはお気の毒だわ(爆)。その割には、こうしたひとつの目玉となるシーンを演じておきながらあっさりと殺しちゃうっていうタランティーノもタランティーノだけど(笑)。まさにB級映画って感じ。

 もうひとつは後半部分のオープニング・シーンの、キムたちが空港へゾーイを迎えにいく前のコンビニのシーン。脚フェチらしいタランティーノの舐めるような(笑)カメラワークが楽しめる。もっとも、大した意味のないシーンであるが(爆)、こうした意味のないシーンの積み重ねがグラインドハウス・ムービーってことであれば何の問題もありゃしません。

 それに、このコンビニのシーンでは、アバナシーのケータイの着メロが、「KILL BILL Vol.1」でダリル・ハンナが口笛で吹いていた"Twisted Nerve"だという、思わずニヤリとさせられる小ネタが含まれていたり、70年型ダッジ・チャレンジャーの試乗を交渉するシーンでアバナシーが持っていた、リーの写真が掲載されているファッション誌をこのコンビニで買ったってことが分かったりと、やっぱカットするには勿体無いシーンでございました。

 そして、この作品最大の見せ場であるカーチェイス・シーンは、分かっちゃいるけどワクワク。ラストのボッコボコにされる"へタレ"スタントマン・マイクとクールな女のコたちとの対比もお見事で、やはりスカッとしたのでありました。さすがに今回は場内拍手は起こらなかったけどね(苦笑)。やっぱ、タランティーノはサイコーの映画オタクだよ。

2007/09/01@TOHOシネマズ府中
グラインドハウス
お楽しみ度 ☆☆☆☆☆

 私の"師匠"である、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んだ彼らの最新作は、60~70年代のグラインドハウス・ムービーへオマージュを捧げたその名もズバリ「グラインドハウス」(グラインドハウス・ムービーについては、公式サイトを参照のこと)。

 日本では、ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」とタランティーノ監督の「デス・プルーフ」がそれぞれ単独の作品として公開されるのだが、それに先駆け、この2本をひとまとめにして連続上映するUS公開バージョンが、日本でも期間限定で公開された。

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 まず最初は「プラネット・テラー」。この作品の上映前には、フェイク予告編として、ロドリゲス監督による「マチェーテ」の予告編が上映された。

 これは、「スパイキッズ」でダニー・トレホ演じる"優しいおじさん"の過去を描いた作品という設定。凄腕スナイパーが政治家暗殺の陰謀に巻き込まれるという、どこかで見聞きした内容だけど(笑)、深く考えないでおこう。ロドリゲス作品ではお馴染みのチーチ・マリンも出てます。てか、これ、いかにもロドリゲスらしいアクション満載で、1本の作品として撮ってもらいたいくらいの出来栄え。

 いよいよ「プラネット・テラー」本編へ。一言で言っちゃうと、近未来系SFスプラッター・ホラー映画って感じ(なんだそりゃ?)。

 軍が極秘に開発した生物兵器のガスを浴びると人々が凶暴なゾンビ系に豹変しちゃって、ガスに感染しなかった人間とバトルを繰り広げるもの。とにかくCGバリバリ(死語)で血や肉片はエグイ位に飛び散るは、あちこちで爆破シーンはあるは、アクション満載でお色気も少々(笑)。オマケにビニール袋に詰めたキン○マとかタランティーノ演じるレイプ魔ナンバー1のペ○スがドロ~とか、サイコーに悪趣味(爆)。

 細かい元ネタなんて分からなくても、好き勝手にやりたいように撮ったこのいかにもなB級感は、ロドリゲス監督が影響を受けたこの手の作品への愛情たっぷり。それと、映画製作の基本的なパートはほとんどすべて彼自身が手掛ける彼らしく、楽しんで撮影してるというのがよく分かります。

 それにしても、ゾンビ系と対決する"人間"サイドのリーダー的存在であるレイの正体が何なのか分かると思われるシーンのリールは喪失しましたって!(爆)気を持たせすぎ(笑)。

 その他、バーベキュー・ソースのレシピが兄弟不和の原因だったり(笑)、"無駄な才能"が役に立ったり(チェリーがブリッジでミサイルを避けるシーンが好き)と小ネタも満載だし、片足マシンガンがクールなチェリーや、レイプ魔ナンバー1(スゲェ強烈!)を初めとしたキャラも立っている。そして、ホント、全体を覆うチープ感がたまらんわ。

 「プラネット・テラー」に続いては、「デス・プルーフ」が上映されるのだけど、その前に、このUS公開バージョンでしか観られないフェイク予告編が3本(劇場購入のパンフレットからの引用あり。

 ロブ・ゾンビ監督/「ナチ親衛隊の女狼」
 ナチス・ドイツが人狼部隊を作るために収容所の女性に人体実験をするというという話。予告編ラストにはフー・マンチューに扮したニコラス・ケイジが登場。

 エドガー・ライト監督/「Don't」
 幽霊屋敷ホラー。豪邸のドアを開けるとそこでは・・・。という、いかにもな感じのホラー映画の趣。

 イラーイ・ロス監督/「感謝祭」
 感謝祭の日に殺人鬼が人を殺しまくって七面鳥よろしくローストするというかな~りエグイ作品。首が飛びまくり(爆)。

 どれもフェイク予告編のみというには勿体無いほどそそられます(笑)。

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 そしていよいよ「デス・プルーフ」へ。こちらは性倒錯殺人鬼vsキュートで強い女のコたちという趣の、カーチェイス・アクション・スラッシャー映画(これまたなんだそりゃ?)。

 いきなり「漏れそう~!」な感じでホットパンツ(!)の前を押さえてトイレに駆け込もうとするオネェちゃんのシーンが出たかと思えば、「レザボア・ドッグス」を髣髴とさせる延々と続く意味のない(笑)ちょっと下品なガールズ・トーク。

 殺人鬼スタントマン・マイクに目を付けられて、バーでの彼とのやり取りの後、バタフライことアーリーンがラップ・ダンスを踊るってことになったら、そのシーンがまたまたリールが喪失しました!って・・・。結局美味しいとこカットかよ!(爆)

 そうかと思えばあっさりとスタントマン・マイクの餌食になって前半で全員死亡っていうのもスゴイ。結局前半部分は、散々気を揉ませた挙句のすべて後半部分の前フリに過ぎなかったってことね(笑)。

 後半戦は、また新たな女のコたちに目をつけたスタントマン・マイクと女のコたちのカーチェイスが見所なんだけど、その前にお約束(?)のこれまた意味のない(笑)ガールズ・トーク。しかしまあ、こうしたガールズ・トークのセリフ回しだとか、ホットパンツ、バーのポスター、ジュークボックスなどの小道具に至るまで、タランティーノの細かいところのこだわり、オタク感覚は見事だね。

 また、この作品の見所のラストまで続くカーチェイス・シーンは、CGなしのホンモノ。本人を演じるゾーイ・ベルは元々「KILL BILL」でウマ・サーマンのスタントをやってた本職だけに、その辺はお手のものだろう。ガッツンガッツンぶつかり合うシーンを観てるとスカ~っとするわ~。

 そして、ラストで女のコたちにボッコボコにされるスタントマン・マイクことカート・ラッセルの怪演もお見事。攻めているときは超強気なのに、一旦守勢に回ると超へタレなただのオッサンに豹変しちゃうんだもん。サイコな殺人鬼が「助けてくれ~!」だとか「痛いよ~!」だとか言ってる場合かっつうの(爆)。このボッコボコにされるラスト・シーンはとにかく痛快且つ爽快且つ爆笑モノ。完全にKOした後に"THE END"が出た瞬間、思わず爆笑しながら拍手してましたから。オマケに、その後踵落としで止めを刺すってんだからね~(笑)。

 しかしまあ、両作品ともフィルムのくたびれ感とかノイズとかも忠実に再現するって、よくここまでやりますな~。色々書いたものの、内容的には両作品とも大した内容ではないけど(爆)、ここまでこだわりを持って撮られると、そりゃ拍手したくなりますって。

 やっぱり、「グラインドハウス」は、こうして2本連続で観るのが正しい鑑賞方法じゃないのかな~と思う。表現方法は異なれど、根底に流れる彼らが影響を受けたB級映画に対する深い愛情と見事なオタク精神がビンビンと伝わってきて、彼らも好き勝手にやりたいことを楽しんでやっているだろうけど、観ているこっちも嬉しくなってくるもん。よって、どっちが優れているかとかという比較はまったくもってナンセンス。

 それと、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」や「KILL BILL」(以前「KILL BILL」について書いたレビューは、こちらこちら)でお馴染みのマイケル・パークス演じるアール・マックグロウ保安官が両作品に登場していたり、「プラネット・テラー」では強いヒロインのチェリーを演じたローズ・マッゴーワンが、「デス・プルーフ」では前半部分であっさり殺される女のコ演じていたりと、2作続けて観ることで「あれ、あれ~!?」な~んて感覚を味わったりできるからね。

 なお、この両作品を観て、下品だとか暴力的過ぎるだとかナンセンスだとかクダラナイとか本気で怒る人がいたら、その人の頭の構造を心配しちゃいます(爆)。だって、これって、サイコーにクダラナくて、サイコーに下品でサイコーに面白い作品だも~ん♪というわけで、2本合わせた「グラインドハウス」として、今年のベスト映画に決定!です(笑)。あとは、それぞれ単独公開の"ディレクターズ・カット版"を観れば完璧ですな。

2007/08/30@TOHOシネマズ六本木ヒルズ