Once Bitten,Never Shy~言わずに死ねるか!~
日々の出来事言いたい放題。毒適量。
Angela Aki@仙台サンプラザホール~Concert Tour 2009"ANSWER"~(2009/08/01)
 私の"HOME"である仙台公演。この日は今までのライヴから、ふたつの大きな変化があった。
 "HOME"とはいへ、諸般の事情から日帰りと相成りまして、着いてまずは牛タン定食で腹ごしらえ。その後、今夜の会場となるサンプラザホールへと徒歩移動。

 入場すると、入口すぐ脇のところに"エバラ健太、CD販売"のサインが。アンジェラとは縁の深い、「ANSWER」では"Knockin' On Heaven's Door"でコーラスで参加しているエバラ(荏原)健太クン待望の6曲(+シークレット・トラック1曲の計7曲)入りミニCD「RAIN」がリリースされたので、ここでもプロモーションしようということ。

 そして、開け放たれたホールのドアの向こうから聴こえてくる男性Vo.。なんと、オープニング・アクトとして、今まさに健太クンのパフォーマンスが始まるところだった。

 いや~、彼が出るなんてまったく知らなかったので、慌ててホールに駆け入る私。出るなら出ると、先に言ってくださいよ(苦笑)。

 どうやら、「RAIN」リリースに合わせ、前日の秋田公演からオープニング・アクトとして出演しているようだ。アコギ弾き語り(とハーモニカ)というシンプルなスタイルで、アンジェラの"Rain"のカバーと彼のオリジナルの"なごり雨"の2曲という短いステージではあったけど、彼の"セツナイ系"の歌声が好きな私としては、満足のいくものだった。

kenta_e_rain.jpg

 そして、アンジェラのライヴ終了後には「RAIN」の即売会とサイン会が実施されたので、迷わずGetしてサインもしっかりと貰っちゃいました。

 レーベルがアンジェラのマネージメントの系列ということもあるのだろうけど、こうやって、アンジェラが若いミュージシャンのサポートをするというのはいいことだと思うし、今後もこうした活動を継続していってもらいたいものだ。

 話を聞いたところ、残り13公演すべてに帯同するわけではないそうだが(スケジュール未確定のため)、少なくとも東京2daysには出演するそうなので、東京公演に参戦する方は、時間に余裕を持って(仙台は開演予定時刻の30分ほど前に彼のステージが始まりました。所謂開場中スタートってやつですね)、CD代1,500円を握り締めていらしてくださいね。 って、別に私はレーベルの回し者ではありませんけど(笑)。

 さて、健太クンのパフォーマンスがいいアクセントとなって、今夜のアンジェラのパフォーマンスを迎えるわけだが、今夜の会場となるサンプラザホールは、アンジェラも"プチ武道館"と言っていたとおり、1階のアリーナ席をぐるりと取り囲む2、3階のスタンド席も含め、いい雰囲気の会場だ。1階席も武道館のアリーナとは違い(苦笑)、程よい傾斜あってどこからも観やすそうだし、音響も良好。次にこの会場でライヴを観るのは11月のSuperflyなのだが、こちらもまた楽しみだ。

 アンジェラも今回が3度目のサンプラザということで、お気に入りの会場ということもあるのか、オープニングの"Black Glasses"~"たしかに"から、とてもリラックスした余裕と、そして風格すら感じられる堂々たるパフォーマンス。

 1曲終えてのMCでもとても上機嫌だ。なお、今夜も"お初率"は7~8割ほどいたんじゃないかな。

 "Knockin' On Heaven's Door"ではせっかくだから、健太クンがコーラスで飛び入り、な~んてことになったら面白いのにな~と少し期待していたんだけど、さすがにそれはありませんでしたな、残念。でも、せっかくだから、もし健太クンが名古屋公演に帯同するのであれば、ファイナルなんだし、レーベルもマネージメントの系列なんだから、是非飛び入りしてもらいたいもの。

 "HOME"は、他会場と比較して突出した出来というわけではないものの(いつもどおりのという意味で、決して否定的な意味ではない)、やはり私の"HOME"で聴くこの曲には格別な想いが頭をよぎり、思わずしんみりとしてしまう。やっぱり私にとって"HOME"という楽曲は、特別な1曲と言うことなのだということを実感した。

 冒頭で今夜のライヴにはふたつの"大きな変化"があったと書いたが、ひとつは健太クンの登場。そしてもうひとつは、従来の"黄昏"の位置に9/16リリースの新曲"愛の季節"が組み込まれたことだ。

 実は会場入りして、真っ先に沖山さんの位置に"黄昏"で使用する"弦"の有無を確認したところ、それが無かったので、今夜は"リフレクション"か~と思っていたのだが、その予想すら覆されてしまった(笑)。

 1年ぶりのシングルとなるこの曲は、アンジェラ曰く、久しぶりの"直球ラブ・ソング"で、どんな辛いこともふたりでなら乗り越えていけるということを歌ったものだとのこと。NHKの朝ドラ「つばさ」では、断片的な部分しか聴くことができなかったため、通しで聴くとどのようになるのか、非常に興味津々で待ち構えていた。

 やはり断片的にテレビで聴くのと生で聴くのとは大違いだ。バッキングは、特に村石さんのドラムがビシリと決まっていてとてもクールだ。個人的にはアンジェラのドロドロした情念のこもった楽曲が好みなのだが(苦笑)、こちらはアンジェラのもうひとつの持ち味であるキャッチーでストレートな歌メロ(といっても、"Again"のような脳天気さ?は皆無)で、とても聴きやすいという印象を受ける。おそらく残りの公演でも引き続き演奏されることだろうから、是非その耳で確かめてもらいたい。なお、「つばさ」で使われているパートは、この曲のラストのパートということが判明した。

 ただ、ひとつ疑問なのは、この曲の演奏位置。ちょうどMCを挟んだあとのパートなので、曲紹介をするのにも適当だという判断はあるだろうが、せっかくの1年ぶりのシングル、一種の"目玉"となるべき楽曲なのだから、ここは"手紙"に続くもの、彼女の"これから"を表すものとして、"手紙"で盛り上がった後のアンコール1曲目として演奏するのが適切だと思うのだが、どうだろうか。

 モチロン、じゃあ、例の"懐メロ"はどうすんだ?という疑問が沸くと容易に想像できるが、せっかくの新曲披露なのだから、"懐メロ"をオミットしてでもこの位置で演る価値があると思うし、そうしたって、どこからも文句は出ないと思うのだ。今回のツアーも終盤にさしかかっているが、関係者の"大英断"を切に望む。

 まあ、ただ単に、私の中では"黄昏">"愛の季節">"懐メロ"なだけなんですけどね(苦笑)。あ、この展開で行くと、今回のツアーではもう"リフレクション"を聴けそうにないですな~。"黄昏">"愛の季節">"リフレクション"だから別にいいんですけど、やっぱこのツアーで披露された曲は全曲聴きたいと思うのが人情というもの。

 おっと、久々に脱線(苦笑)。ということで、"愛の季節"はつつがなく終了。今夜の席は1階席のほぼ真ん中辺りで、ステージ全景を見渡せる位置だったのだけど、続く"レクイエム"の後半のパート(ちょうどCDでいうところの第三楽章、アンジェラが「aeternam~」と歌うくだりのところ)で、照明が切り替わってステージ後方のドレープ状のカーテン?がその姿を現すシーンをしっかりと堪能することができた。結構前方の座席だと、この展開って分かりづらいんだよね。このシーンは今回のツアーの舞台構成の中でも秀逸なもの。本当に今回もライティング・スタッフはいい仕事をしている。

 相変わらず圧巻の"レクイエム"から"Rain"~"ダリア"の流れは、何度聴いても圧倒される。"レクイエム"で最高潮に達した後、一瞬クールダウンさせた上でさらにもうひと盛り上がりさせるその技量は本当に素晴らしいと思う(この素晴らしさに、"愛の季節"の印象が薄くなってしまうのも否めない。だからこそ、演奏位置を一考すべきだと思うのだ)。

 これで"サクラ色"の代わりに"Our Story"が入ったら完璧なんですけどね・・・。大体にして、ピアノを基調としたアルバムである「ANSWER」収録曲の中で唯一の弾き語り曲、すなわち「ANSWER」という作品を象徴すると言っても過言ではないアンジェラ・アキの最高傑作"Our Story"を演らないのは犯罪ですよ、犯罪(爆)。あ、セットリストについては演じ手が演りたいように演ればいいと、以前言った私だからして、これについては単なる独り言として華麗にスルーしてくださいませ(苦笑)。

 "ファイター"の途中から一部のお客さんが立ち上がり、"ANSWER"で総立ち。会場によって"ファイター"でお客さんが立ち上がる場合とそうでない場合とがあるが、これはお客さん的にも迷うところだろうな。やはりCD以上に疾走感があるだけに、立ち上がりたくてウズウズするって気持ちも分かるし。ま、以前にも書いたとおり、どこで立たなきゃならないなんてルールなど無いわけだから、残りの公演では、"ファイター"で立ちたくなったら、遠慮なく立っちゃってくださいな。でも、後ろのお客さんに対する気遣いは忘れずにね。

 このレビューの最初にこの日のアンジェラにはリラックスした余裕が感じられると書いたが、今夜はそれに加えて勢いもあって、勢い余っていつもなら"ANSWER"のエンド・パートで"ひとりディレイ"(エコーを使わずに自分で「ANSWER、ANSWER、ANSWER~」って歌うとこですね)をすっ飛ばして、「ANSWER、Oh~」なんて歌ってましたっけ。アンジェラも歌いながら「やっちゃった~。」みたいな顔をしていたけど、いいんです、そんな台本どおりに歌わなくたって。そのときのノリでどんどん歌メロなど変えたっていいし、間違いなく"ANSWER"を演奏しているときのアンジェラはノリノリ(死語)だったんだから、まったく問題なし。こういうのをライヴと言うのだよ、うん。

 ということで、今夜も確かなパフォーマンスでお客さんを満足させたことだろう。終演後は先述したとおり健太クンにサインを貰い、ガッチリと握手を交わして一路仙台駅へ。帰りの新幹線の中で食べたこの日の晩御飯は、牛タンすき焼き弁当。また牛タンかよ!というツッコミもきそうだが、やっぱ"ANSWER"におけるご当地方程式も"牛タン+七夕"(う~ん、ベタベタ(苦笑))だったんだから、牛タンに始まり牛タンに終わるのが筋ってもんです(意味不明)。

 今夜のパフォーマンスで残り13公演の構成は見えたような気がするが、東京、大阪、福岡、名古屋と、同一会場で2公演というのが4ヶ所もあるわけで、この辺りでセットをいじるのかいじらないのか、そして健太クンは東京以外はどこの公演に帯同するのか、興味は尽きない。

SET LIST
エバラ健太
01.Rain(Angela Aki)
02.なごり雨

Angela Aki
01.Black Glasses~たしかに
02.Knockin' On Heaven's Door
03.Final Destination
04.HOME
05.Hey Jude(THE BEATLES)
06.Again
07.愛の季節
08.レクイエム
09.Rain
10.ダリア
11.サクラ色
12.ファイター
13.ANSWER
14.手紙~拝啓 十五の君へ~
Encore
15.今すぐKiss Me(リンドバーグ)
16.This Love
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コメント
この記事へのコメント
懐メロにこだわっているのは本人だけ
・・・なんですから、つまらん意地を張らず、
あそこに新曲をもってくるべきだと、私も
痛切に思いますよ。

ところで、荏原健太さんは「エバラ健太」で
今後は売り出すんですか?
なんか、焼肉のタレみたいでイヤだな。
2009/08/02(日) 21:50:54 | URL | Ken #-[ 編集]
新曲登場でセットリストにも変化するかと期待してましたが、これまた(悪い意味で)微妙な位置に・・・。
「レクイエム」から「ダリア」が中盤の大盛り上がりの場所なのに、その直前に持ってきちゃサプライズの感動も忘れてしまいそう。
「美味しいものは最後に残す」のがいいのに(苦笑)

2009/08/02(日) 23:32:41 | URL | むて #-[ 編集]
やはり"黄金の味"ですね(謎笑)
☆Kenさん☆

"懐メロ"なんぞよりも、よっぽど盛り上がると思うんですけどね・・・。

で、健太クン、CDやHPの表記が"エバラ"となっていますから、そういうことなのでしょう。

もしかしたら、"荏原"と書いて"エバラ"読めない人が多いからってことなのかもしれませんが(苦笑)。
2009/08/03(月) 19:34:24 | URL | mista-bone #8/MAAvuo[ 編集]
アンジェラは、美味しいものは先に食べたい人なのかも(笑)
☆むてさん☆

ご指摘、まったくもってそのとおりでございます。

初めて聴いたということもあるでしょうが、"レクイエム"~"ダリア"に圧倒されて、"愛の季節"の印象がどこかに行っちゃいましたから(苦笑)。

ツアーが終わったら総括するつもりですが、テーマは"構成に難有り"になりそう(鬼)。
2009/08/03(月) 19:37:42 | URL | mista-bone #8/MAAvuo[ 編集]
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